両親のつくった家庭

友達が新郎の挨拶のとこで、
「両親のつくったような家庭をつくりたい」
っと言ったのを聞いたそいつのおっちゃんとおばちゃんは号泣でした。
そこで私も私の両親のつくった家庭について考えました。

恋愛結婚>見合い結婚
子供の頃の私の頭の中にはこんな不等式がありました。
私の両親は見合い結婚です。
子供ながらに、よその両親が恋愛結婚だと聞くとどっかで敗北感がありました。
「なんでうちの親は恋愛結婚じゃないんや!」

私の父と母は当時としては、結婚が遅かったので、物心ついた時には既におっさんとおばはんでした。
参観日とかで私の母は完全に浮いてました。参観日に順番にいろんなお母さんが入ってくるのを見ながら「おばはん増えろ!」って祈ったこともあります。だれそれちゃんの若い綺麗なママを羨ましく思いました。
「なんでうちのおかんだけ若くないんや!」

私の父は私が小学生の頃には既に40肩+腰痛を患っており、キャッチボールは少しの時間しか付きあってもらえず、帰ってくるボールも下から放るからゴロなので(肩が痛くて上から投げられない)ほとんどキャッチボールとして成り立っていませんでした。
近所のおっちゃんに教えてもらったこともありましたが、どうしてもそこの子供と3人とかになるので、子供ながらに気はつかうし、その親子が水入らずでキャッチボールをしたところを見るとついつい、
「キャッチボールなんておもろないわ!」

うちの父は、今でもそうですが、車の運転が超下手です。
父の会社の人の家族と合同で旅行に行った時とかでも、他の家族の車にすぐ放されてしまいます。当然のごとく道も知らないので、よく迷子になって母が隣で必死に地図を見て(母は地図が読める女です)、なんとかリカバリーするも、到着時刻に遅れて他の家族から冷たい視線を浴びることもしばしば。さらに弟もふくめて全員車酔い。
「旅行なんて行きたない!」

今のとこ、ただの親の悪口になってますが、疲れたので、
次回へ続く